2004年12月10日
新幹線の「煙害」
記事を要約すると新幹線の禁煙車両は、隣りが喫煙車両だとタバコの煙に害されるということだが、それを大学の先生等が調べたというお話し。利用者が思っていた事を真面目に代弁してくれたとお礼を言うべきなのか、何を今更と憤りを感じるべきなのか悩ましい。
新たな空調システムを備えた車両を増やすなりする努力をしない限り、この状態は放置されたままであり、管理責任を問われる恐れが、今回の調査で明らかになったのだと考えれば、JRなどの鉄道会社も重い腰を上げざろうえないだろう。
大事なのは、記事でも触れられている「健康増進法」に添って管理者による受動喫煙を防止する努力義務だろう。喫煙者がその車両内で喫煙する事は現行で認められている訳だから、管理者は、車内全体の煙害を防ぐ努力義務が課せられている。もし法律施行後に改善されていない場合は、義務違反で処罰されても文句は言えない。
しかも日本たばこの売上の一部は、旧国鉄の債務に充当されており、軽々に、JR側が全面禁煙を言い出せないのも確かだろう。しかし、フランスを走る高速列車TGVは、利用者にアンケートを取り事態を打開したという前例もあるのだ。思いの他、禁煙に賛成だという事実があったのだ。
日本たばこ産業と喫煙者に配慮しようと駅のホームの端に喫煙コーナーを設けていたが、喫煙者を惨めにするだけだと思うのは私だけだろうか。ホームの全面禁煙にすれば一時的な反発はあるだろうが、社会性のある喫煙者なら甘んじて受け入れてくれるだろう。
まずは私も利用するJR西日本に全面禁煙で先陣を切って頂き、噂通りサービスNo1だという称号と栄誉を手に入れて頂きたい。この期に及んで裏切る者は誰もないだろう。
参考記事:YomiuriOnline新幹線禁煙車、隣が喫煙車なら基準の3倍の「煙害」より
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