2005年02月23日

禁煙広がる地方自治体

健康増進法が施行されて5月で丸2年になる。公共のスペースでは受動喫煙を防止するよう義務付けられ、多くの自治体で議論され既に対策を講じた所もあるが、また新たに山梨県が庁舎内を5月から全面禁煙にすると発表したらしい。

しかし、議員棟の議員控室だけは例外だという。卑しくも法律を作る立場なのに、法律を守れないだから開いた口が塞がらない。ただしニュースとして配信された事で、事態が改善するのではないかと淡い期待もしたいものだ。

それから鹿児島の県教委は、4月から県立学校92校(高校77校、養護学校など15校)の敷地内禁煙を実施する事を決めたらしいので、心から英断に拍手を送りたい。その他九州では、福岡、佐賀、大分各県教委が来年度から敷地内禁煙を実施する予定していて、各市町村教委に対しても依頼するらしい。

一方国会では、超党派の議員でつくる禁煙推進議員連盟(約70人)が総会を開き、たばこ価格が先進諸国より安すぎて消費抑制につながっていないことや、未成年者の喫煙防止のため約60万台ある自販機の規制を強めるべきだとの指摘があったらしい。何を今更と感じる人も多いと思うが、国の政策を動かすにはプロセスが必要なのだろう。じっくり生温かく見守ろうではないか。

話しは変るが、プロ野球日本ハムのダルビッシュ有投手(18)の喫煙問題は、停学処分と反省日誌の提出で決着しそうだ。将来メジャーリーグを目指しているなら、身体を蝕み運動能力を低下させる喫煙は止めるべきだろうし、本人も今となっては止めたい違いない。同投手も若気の至りで軽軽に手を出したと思う。一流のアスリートにとって、タバコは全く必要のない要素である事を自覚し、出来れば将来のある後輩達に、止める難しさも含めて喫煙の害を教えてあげて欲しい。

最後は、本の紹介。『悪魔のマーケティング』欧米のたばこ会社が実践してきた商売を内部文書や証言を元に、英国ロンドンに本拠地を置く健康推進団体「ASH」が編集したもので、巧妙且つ戦略的なマーケティングを目の当たりに出来そうだ。



たばこに関するニュース


毎日新聞: 山梨県庁:5月から「全面禁煙」ただし議員控室は例外


毎日新聞: 県教委:先生、たばこはだめ!県立92校、敷地内禁煙に--4月から/鹿児島


河北新報社: 歩きたばこや自販機規制を条約発効前に禁煙議連


北海道日刊スポーツ: ダルビッシュ投手を停学 ~ 東北高、反省日誌を課す


産経新聞: 【書評】『悪魔のマーケティング』ASH編

※禁煙の輪を広げる為に、あなたの一票をクリック!

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