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2003年03月29日

誤爆

マスコミが使用する“誤爆”は、奇妙な表現と言える。

本来、標的とは違ったところに着弾するのが誤爆と解釈しているが、標的を決定する訳でもないマスコミは、何故、誤爆というフレーズを使いたがるのだろう。

精密誘導兵器は決して、民間人の犠牲者を無くす事を目的で開発された物ではなく、目標物を的確に効率よく破壊するために開発され使用されている。米軍から言わせれば、本来、誤爆とは非常に勿体無い話しなのである。

イラク政府による撮影許可が下りると各メディアは、一般市民が犠牲になった現場の映像と病院の患者を絡めて繰返し放送し、バグダット市民が被害を受けたとの伝聞を誤爆だと断定した記者が伝えてくる。

スタジオのキャスターは、何の疑念も持っていないかのように、その記者のリポートを事実としてコメントをする。これでは大概の視聴者は戦争の悲惨さや犠牲者の事を想い、圧倒的な軍事力の米英軍に悪い感情を擁くだろう。

重要なのはバグダッドに滞在している記者には、イラク政府が取材の自由を認めていないということである。イラク政府が何を取材させるかを決定し、恐らくその情報は、イラク側に都合の良いものであろうと想像できよう。

しかし、マスコミ側は、その事を問題視しない。いや問題視しないというより出来ないと言った方が適当かもしれないが、不思議なことに、そのマスコミは情報を出したがらない米軍の記者会見を厳しく批難する。

開いた口が塞がらない内に言わせてもらえば、米国政府が自国はもちろん各国のメディアに圧力をかけ、情報操作をしていると、あからさまに敵意剥き出しで批難する。一体、彼らは何かと戦っているのだろうかと思うくらい必死である。

アメリカの巡航ミサイルや精密誘導爆弾の着弾点には血相を欠いて詰め寄るマスコミは、イラクからクウェートに向けて発射されるミサイルが、どこを標的にしているのかは、まったく意に介さないばかりか、パトリオット迎撃ミサイルで撃墜できなかったアメリカを責める始末である。ポカーン、である。

今年の流行語大賞は、「反戦」「反米」が候補に上がりそうな勢いである。しかし、まさかとは思うが、筑紫や久米の番組で、裏の裏の裏をかいた情報操作をアメリカがしていないと誰が断言できようか。

世間の予想を覆すことはよくあるではなか。開幕戦で、ジャイアンツが負けたのが良い例である。ちょっと、悔しかったので長くなったが、許せ。

投稿者 Tsunebomb : 2003年03月29日 01:14

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