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2003年05月28日

怪しい世論調査

ニュースステーションは、“報道番組”と呼べないだろう。

昨夜(5/27)もいつものように、 NHKとテレ朝のニュースを行ったり来たりしていたのだが、ニュースステーションで怪しい世論調査結果を受けて、したり顔で解説していたので思わず見た。

世論調査の内容は、「りそな銀行に対する公的資金投入の是非」であった。世論調査の結果は、予想通り“反対”が圧倒的で、その結果を受けて、りそな銀行の社会的責任を問うという形で、番組は構成された通り進んでいた。

いつものことながら自分達の事(社会的責任)は、こっそり棚に上げたままである。番組は進み、コメンテーターの清水解説委員が、昨今の小泉内閣支持率に言及したのである。

よほど支持率が上昇した事が気に入らなかったのだろうか、こともあろうに、小泉人気は“虚像”だと表現し、支持者は、イメージだけで支持をしていると大見得を切ったのである。ポカーン、である。

つい先ほどまで、世論調査の結果を盾に銀行経営陣や政府を批判していた人が、舌の根も乾かぬ間に、内閣支持率は根拠のない虚像だと断言したのには驚いた。自分達に都合のいい結果だけが真実で、それ以外は、虚像だということなのだろう。

それに公的資金投入を語る時、当時、激しく評判の悪かった住専問題をリンクさせるのは、ミエミエの意図を感じるのである。額の大小でもないが、1兆3000億を超える公的資金を投入した北朝鮮系金融機関の時は、こんな世論調査も無かったし、大々的に伝える事もなく、せいぜい「できるだけニュース」であった事にもミエミエの意図を感じたものである。
   【朝銀って何?公的資金って何?】


しかし、清水解説委員が言っていた“虚像”を明かに間違いだとは思わない。「りそな銀行に対する公的資金投入の是非」を問う設問に、確かな情報を元に分析して賛否の結論を導いた人が一体どれくらい居たというのだろうか。

盲目的に断固反対の人は別として、思考時間の限られた電話調査で多くの人は、積極的に賛成できないという理由から反対したという、短絡的な二次元論で結果が導かれたのではないだろうか。後から、それらしい理由は適当に付けられる。

テレ朝に代表されるマスメディアは、世論調査を用いて国民の声を代弁しているかのように放送するが、今日まで国民の声を正確に代弁していたら、教科書も靖国も従軍慰安婦もまったく問題にすらならなかった事は確かである。

投稿者 Tsunebomb : 2003年05月28日 00:29

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