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2006年08月24日
「子猫殺し」に想う
話題騒然、エッセイ「子猫殺し」。
日経新聞8月18日夕刊に掲載された、直木賞作家の坂東眞砂子のエッセイが本人の予想通り反響を呼んだ。「子猫殺し」と題したエッセイは、虚実の程は定かじゃないが、産まれたての子猫を親から引き離して、崖の下に放り投げるらしい。 ●子猫殺しの全文
どういう経緯があるにしろ、子猫を投げ捨てて殺してしまう最終行為は、おぞましい光景であるのは確か。一般人なら、無難にカミングアウトしない方を選ぶだろう。そこをあえて新聞紙上で晒したのは、彼女が作家という表現者だからか。 ●坂東眞砂子氏の話
そこで私の感想。彼女自身が生死を語ると矛盾が生じる事を知りながら、彼女なりの生死観で決定した行為なのだから、その決定に反論する気はさらさらない。それによって、法律で裁かれても仕方がないと覚悟の上だろう。全面的に共感しないまでも、彼女の生死観を非難する気になれない。
人間の女性は、猫同様に憚ることなくセックスしながら、身勝手な都合で堕胎することを認めている。もちろん法律上の制約はあるが、胎児と子猫で明らかに基準が異なっている世界に安住しながら、感情に任せて非難するのは、滑稽にさえ見える。
私は元々センチメンタルな動物愛護が嫌いなので、エッセイの内容よりも読者の反応に嫌悪感を抱いてしまった変わり者です。絶滅危惧品種かもしれませんので、ご慈愛のほどを。
投稿者 Tsunebomb : 2006年08月24日 20:15
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