禁煙セラピーに学ぶ

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Guidance  【タバコは、何も与えてくれない!

大ベストセラー『禁煙セラピー』(著)アレン・カー(原作:Allen Carr / 翻訳:阪本 章子)は、最も有名な禁煙関連本の中の一つだろう。禁煙2ヵ月を過ぎた頃に筆者は、この本に出遭う事になるが、それまで自らが実践した禁煙方法と類似点が多い事に気付き、大いに禁煙に対して自信を深める事となったので、独自の切り口で本書を紹介しようと思う。

タバコは、何も与えてくれない!

何故、人はタバコを吸うのでしょうか。多くの人は、初めてタバコの煙を体内に吸いこむ時、 身体が拒否反応を起し咳き込んだりして、スムーズに煙を吸い込む事が出来なかったと思いますが、 直ぐには諦めず、上手に煙を吸い込む技を習得しようとしましたよね。 中には、いつまでたっても「金魚」と呼ばれる吸い方をしているので、 友達連中から小馬鹿にされる者もいたことでしょう。私は、松田優作や萩原健一に憧れたものです。

もう一度、あの時のタバコを吸う前に戻れるなら、あなたはそれでもタバコを吸いますか? 本書の作者は、実際に禁煙相談者にそう質問するらしいですが、答えは、「まさか・・・。」です。 タバコを止めようとしている人に聞けば、その回答は当然といえば当然でしょう。 何故なら、その当時、タバコを吸い続けようとは思わなかっただろうし、 タバコを止める事がこんなに辛い事だとは知らなかったのだからです。 では、質問です。「あなたのお子さんに、タバコを吸うことを勧めますか?」

私達は、大人になるまでに知らず知らずのうちにタバコに対してのイメージを作って行きます。 それは、身近な友人や家族の行動や言動であったり、 作為的に流される雑誌やテレビなどの宣伝やドラマや映画のワンシーンが、 その人の意識として作られているのです。

だから「タバコはおいしい」「落ち着く・リラックスできる・ホッとする」「集中できる・暇を紛らわせる」 などがタバコを吸う理由で代表的な答えになるでしょう。では、果して本当でしょうか。 実は、そう思い込んでいるだけなのです。

例えば、食後のタバコが美味しいと感じるのは、食事中にそれを我慢せざろう得なかった為だし、 心が落ち着いた気分になるのは、体内にニコチン入りの煙を吸い込んだから、禁断症状が和らいだのです。 落ち着かなくさせたり、集中させなくなる大きな原因の一つは、 タバコによるものだと云う事を大いに理解して頂きたい。

結局、タバコを吸い続ける本当の理由は、その洗脳とニコチン中毒によるものなのです。

ニコチンの禁断症状は、肉体的苦痛をほとんど伴ないませんが、ただ何かを失ったような落ち着かない感覚があり、 イライラしたり集中力を無くしたりしますが、それはニコチンという毒物に飢えているのです。 そこでタバコに火をつけると7秒後には、体内にニコチンが行き渡り飢餓状態は解消されます。 ただ時間が経つと又、さっきの軽い禁断症状に戻ります。そうしてこの限りないサイクルは、 自らが止めない限り死ぬまで続くのです。

しかし、多くの喫煙者は、この事に薄々気がついているのです。 本書では、すべてはこの恐ろしい麻薬が成せる業なのです。 タバコはあなたから勇気と自信をどんどん奪っていきます。 そして自信がなくなればなるほど、反対にタバコが自信を与えてくれたような錯覚に陥ります。 また、タバコは勇気を打ち砕くだけでなく、強力な毒物でもあり、 あなたの身体を徐々に破壊していきます。とありますが、 これらは逃れられない恐ろしい現実なのです。

毎日吸っているタバコは、習慣ではなくニコチン依存症という麻薬中毒だけが成せる業なのです。 地下鉄の出口でタバコに火を点けている人を見かけたらこう思いましょう。 “ああ、あの人は、麻薬中毒患者なんだ。そして、私もそうなのだ”

もしも、これまで吸ってきたタバコが、あなたに与えてくれる物があるとすれば、それは、 禁煙という試練と禁煙が成功した時の素晴らしい達成感なのかもしれません。 >>続きを読む

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